Measures

  • 当院の新型コロナウイルス
    感染症対策について

    当院では滅菌対策に力を入れ、感染症の予防対策を徹底しております。
    使用後の治療器具の滅菌はもちろん、院内の消毒や空気の清潔さにまでこだわり、
    患者さんが安心して治療を受けていただける環境づくりに取り組んでおります。どうぞ安心してお越しください。

  • 当院の取り組み

    1待合室に入る前の風除室における
    手洗い・消毒の徹底

    当院はクリニックの入口にあたる風除室横に洗面台を設けており、そこで手洗いをしてから待合室に入っていただきます。また、診療開始前にも再度手洗いをしていただきます。手洗いを徹底することで、新型コロナウイルスの感染予防だけでなく、風邪やその他病気予防にも努めております。

  • 2タオルの洗浄、消臭、除菌の徹底

    洗面台で手を洗った後に拭くタオル、治療の際に顔に掛けるタオルなど、院内で使用するタオルは全て高純度マグネシウムを利用して洗浄しております。マグネシウムは水と混ざると弱アルカリイオン水に変化、除菌効果99%以上で消臭効果もあります。いくら手洗いをしっかりしても、タオルに菌が付いていたら意味がありません。細かな感染対策もしっかりと行っております。

  • 3ディスポーザルマスクケースの配布

    当院では、治療のために取り外したマスクを一時的に収納して頂くための紙製収納ケースを診療の都度お渡ししております。清潔に一時保管ができ、またそのまま捨てる事ができるため、感染予防につながります。使い方の参考動画がありますので、よろしければご覧ください。

  • 4患者さんごとに診療ユニットを消毒

    患者さんがお座りになったユニットは治療後、座面を中心にバイオトロールをスプレーし、しっかりと拭き上げて、清潔な状態をキープさせています。バイオトロールは、イギリスで開発された除菌・消臭剤です。即効性に加えて、乾燥後も除菌・消臭効果が持続し、非常に強力な抗菌作用が期待されています。アルコールや塩素は不使用ですので、患者さんや院内設備に悪影響を及ぼす心配もほとんどありません。

  • 5フェイスガード、マスク、手袋の着用

    歯科衛生士、補助する歯科助手など、治療を受ける患者さんに近い存在のスタッフはフェイスガード、マスク、手袋を着用しております。スタッフ、また患者さんとの相互の感染予防に努めております。

  • 6高い殺菌効果のある次亜塩素酸水を使用

    当院では次亜塩素酸水を使用し、細菌やウイルスによる院内感染の予防に努めております。次亜塩素酸水は、人体にもともと備わっている免疫成分の一つです。血液に含まれるタンパク質汚れを分解するなど、非常に高い殺菌効果を持っています。人体には無害ですので、誰でも安心してご利用になれます。より衛生的な治療環境の実現につなげております。

  • 73密を避けるための診療体制

    徹底した感染予防対策を行っておりますが、3つの「密」(密閉空間、密集場所、密接場面)の重なりを避けることも大切です。そこで当院では患者さんごとの診療時間を多くとるように見直し、待合室で患者さんの密を避けるよう体制変更を行いました。

  • 安心してお越しいただける
    院内設備

    全ユニットに設置した
    口腔外バキューム

    治療時は歯や銀歯を削ったときの粉塵、唾液や血液などが飛び散りやすく、診察室内の空気は有害物質で汚染されやすい状態になります。有害物質を吸い込めば、二次感染を引き起こすリスクが高まります。そこで当院では、有害物質を口腔外で吸引する口腔外バキュームを使用し、患者さんとスタッフの院内感染防止を徹底。全てのユニットに設置し、いつでも清潔な診察室となっておりますので、安心して当院をご利用ください。

  • シーリングファンなどの
    換気装置

    当院には24時間換気システムが設置されており、診療中はもちろんの事、診療時間外でも常にクリーンな環境を維持するようになっております。天井にはシーリングファンを設置、足元にたまる冷気、天井にたまる暖気を対流させます。

  • オートクレーブなどの
    器具滅菌機

    オートクレーブは、治療器具を高圧の蒸気で滅菌できる専用の機器です。複数回にわたって高温の蒸気で機器内を満たし、治療器具に付着した患者さんの血液や体液はもちろん、内部の細かい部分に至るまで滅菌が可能です。治療時に使用する器具は、必ず滅菌したものだけを使用し、院内感染防止を徹底しております。

感染症にかからないために
できること

  • ウイルス感染予防・重症化予防には、
    唾液力を高めるのが効果的と言えます

    ウイルスは鼻や口から侵入し、粘膜を通して体内へ入ります。マスクが重要なのはそのためです。でも食事をしたり飲み物を飲む時はマスクを外さなければなりません。そんな時にウイルスが侵入する可能性もあります。ではマスクする以外にウイルスの感染を防ぐ手立てはないのでしょうか。実は唾液がウイルスに効果があります。詳しく説明していきます。

  • 唾液力が高いと
    感染しにくい理由

    唾液は99%の水分と1%の免疫物質で構成されています。この1%の中には100種類以上の抗ウイルス・抗菌作用のある免疫物質が含まれています。高免疫、つまり唾液力が高いとウイルスが体内に侵入しても感染しにくくなります。逆に唾液力が低いとウイルスに感染しやすくなります。特に、唾液に含まれる免疫物質のうち、最も強力で分泌量の多いのが「IgA(免疫グロブリンA)」です。IgAは口の中のウイルス・細菌・異物を取り囲み、粘膜への付着を防ぎます。IgAに囲まれたウイルス・細菌・異物は中和され、活性を失います。

  • 唾液力を低下させる3つの要因

    歯周病が進み、歯と歯肉の間の溝に歯周ポケットができると、IgAはその中まで届きません。つまり、歯周ポケットにウイルス・細菌・異物が入ってもIgAが作用せず、感染したり歯の病気にかかる可能性があるのです。そのため、ウイルス感染予防・重症化予防には、口の中をキレイにして唾液力を高めるのが効果的と言えます。

    • 要因01

      激しい運動

    • 要因02

      ストレス

    • 要因03

      歯周病によってできる
      歯周ポケット

  • お家でできる唾液力向上の方法

    1朝の歯磨き

    朝の口腔内は細菌が一番多いのをご存知でしたか?なぜかというと、唾液がウイルスや細菌から守ってくれるのは上で説明した通りですが、その唾液が睡眠中はほとんど出ないためです。「寝る前に歯磨きをしてるので、そもそもウイルスや細菌はいない」と思う方もいるでしょうが、歯磨きで口の中の菌全てを排除することはできません。寝る前に歯磨きをしていても、実は菌は30倍に増えています。そのため、夜の歯磨きだけではなく、朝も歯磨きをしましょう。

  • 2舌ブラシでの舌ケア

    舌の奥に溜まる舌苔(ぜったい)は細菌と食べ残しの固まりで、のどに近いため付着しやすいです。そのため、舌ブラシなどを使って粘膜を傷つけないように舌ケアを行いましょう。

  • 3食生活の改善

    食べるものによって唾液力を高めることができます。

    • 分泌を促進:玉ねぎ、長ねぎなど
    • ウイルス増殖を防ぐ:もずく、わかめなど
    • 抗酸化作用:トマト
    • 質を高める:乳製品、発酵食品、食物繊維など

    食材を大きめに切って、一口のご飯の量を半分にすることで、咀嚼回数が増え、唾液の分泌量を上げることができます。食生活で注意してみましょう。

新型コロナウイルス感染症に負けない歯と口の健康づくり

日本歯科医師会ホームページでは「新型コロナウイルス感染症に負けない歯と口の健康づくり」と題し、歯と口の健康維持の重要性を解説しております。よろしければご覧ください。

詳しくはこちら